オススメの取得先
Xserverドメイン 運営会社のエックスサーバー株式会社は、ドメイン事業とサーバー事業を展開しています。エックスサーバーというレンタルサーバーと契約する事でドメインを永久無料で2つ貰えるサービスを提供しています。レンタルサーバーとしての性能は抜群ですし、同一会社で契約をすれば設定も簡単に済む利点があります。同時契約で永久無料ドメインを取得するのがオススメです。 |
|
お名前.com ドメイン取得サービスのシェアNo.1の最大手で、取扱ドメインの種類の多さ、価格の安さ、充実したサポート体制など、あらゆる面でオススメです。お名前.comが運営するレンタルサーバーと同時契約をすればドメインが永久無料になるサービスが特にオススメです。.comや.netなどの一般的なドメインであれば永久無料対象です。もちろんドメインのみの契約もOKですが、その場合は永久無料になりません。 |
|
ConoHa WING 36ヶ月以上の長期運用が決まっているなら、ConoHa WINGでドメインとサーバーの同時契約をするとコストパフォーマンスが高いです。36ヶ月契約だとサーバーは月額643円になり、Xserverとお名前.comと比べて安くなります。さらに永久無料ドメインが2個も貰えます。 |
ドメインについて
ドメインとは
そもそもドメインとはどのような物でしょうか。一言で言えばインターネット上の住所です。URLやホームページアドレスという言い方も出来ますが厳密には異なります。例えば当ページのURLを見てみましょう。
- https://seikatsu-jouhou.net/domain/
赤字の部分がドメインです。任意の文字列の後に.netや.comなどのトップレベルドメインを付けた文字列がドメインと呼ばれます。サイトテーマを表したドメインにすれば、訪問者はドメインを見ただけでサイトテーマが伝わります。当サイトのドメインはseikatsu-jouhou.netなので「生活に関する情報を発信しているサイトなんだな」と伝わるはずです。ドメインはサイトテーマを表した文字列にするのが一般的です。
なぜドメイン取得が必要なのか
ホームページを作る際はドメインが無いと作れません。従ってホームページ運営をするならドメイン取得は必要となります。ホームページ自体はHTMLやCSSなどのプログラムで構成される物で、それを公開する場がドメインです。家で例えるとこんな感じです。
つまりホームページ運営はドメインを取得しないと始まらないのです。また誰かに取得されているドメインは取得不可です。誰にも取得されていないドメインが取得可能となります。取得済みのドメインでも、トップレベルドメインを変えれば取得可能な場合があります。
- abc.com → 誰かに取得されているので取得不可
- abc.net → 誰かに取得されているので取得不可
- abc.blog → 誰にも取得されていないので取得可能
このようなパターンで取得可能な場合があるので、どうしても希望の文字列にしたい場合はトップレベルドメインを変えてみましょう。ドメインにはハイフンが付けられるので、ハイフンを付けると取得可能になる場合もあります。
ドメイン名の決め方
サイトテーマで決める
最も一般的なドメイン名の決め方です。ここで言うサイトテーマとは、個人名や社名も含まれます。例えば次のような感じです。
- 生活に役立つ情報発信サイト → seikatsu-jouhou.net
- 山田太郎さんの個人サイト → yamada-tarou.site
- 株式会社田中商事のサイト → tanaka-shouji.com
このように、サイトを象徴する存在を文字列にするのが一般的です。サイトテーマと無関係の単語を並べたり、無意味な文字列にするとサイトテーマが伝わりにくくなります。人によってはフィッシング詐欺サイトなどと誤解される可能性もあります。サイトテーマとの整合性があるドメイン取得を心掛けましょう。
信用度を重視して決める
特に日本の法人サイトは、信用獲得のためトップレベルドメインをJPドメインにする事を検討してください。JPドメインには次の特徴があります。
- 日本に住所がある個人および組織が取得可能
- WHOIS情報の公開が必須
1はJPドメイン固有の特徴です。JPはJapanの略なので、日本に住所がある個人および組織のみ取得可能というのは納得ですよね。JPドメインにするだけで日本のサイトであると伝わります。.co.jpなら日本で登記済みの営利法人が取得可能なので、更に信用度が上がります。
2のWHOIS情報はドメインの所有者情報(名前、住所、電話番号、メールアドレス等)の事です。どのようなドメインにもWHOIS情報があり、WHOIS検索をすれば誰でも所有者情報を調べられます。ドメイン取得サービスによっては、このWHOIS情報を非公開(代理公開)にしてくれるので所有者情報を隠したい方には嬉しいサービスです。しかしJPドメインは非公開に出来ない決まりがあります。従ってJPドメインにする事で透明性が高い日本のサイトである事が伝わります。信用を重視する日本の法人サイトはJPドメインの取得を検討しましょう。
ドメインで個性を出す
オシャレなドメインの決め方、変わったドメインの決め方で個性を出す選択肢もあります。.comや.netや.jpだけでなく、新gTLDの導入を検討しましょう。また、本来の意味と異なる用い方で個性を出すドメインハックという概念もあります。それぞれの例を見てみましょう。
【参考サイト】https://www.domain-ac.net/ ドメイン選びのヒント
- 地域性をアピール
abc.osaka - スキンケアというサイトテーマをそのままドメインにする
skin.care - 日本語ドメイン
ギターの教室.com - トップレベルドメインが日本語
happy.みんな
どれもサイトテーマを表す素敵なドメインです。地域性をアピールするサイトとして.osakaを例に挙げましたが、都市ドメインは他に.tokyoや.nagoyaなどがあります。都市ドメインは少数なので、もし希望の都市ドメインが存在しなければ47都道府県JPドメインを選びましょう。
skin.careのようにサイトテーマをそのまま表すドメインにすれば、オシャレな上にサイト内容が訪問者へ伝わりやすくなります。現在は様々なトップレベルドメインがあるので、サイトテーマに合う物がきっと見つかるはずです。
ギターの教室.comのように日本語ドメインはインパクトが抜群ですし、アルファベットと比べて意味の伝達度も格段に高くなります。2010年頃は日本語ドメインにするだけでSEOで上位表示がされやすかったのですが、現在は大きなSEO効果は望めません。SEO目的での取得は控えるのが賢明です。また、表記上は日本語ドメインになりますが内部的には英語表記に変換したPunycodeによりxn--から始まる文字列になっています。この例に挙げたギターの教室.comはプログラミング的にはxn--u9jzg0buo336q8fm.comというドメインになります。
.みんなのようにトップレベルドメインが日本語になっているドメインもあります。種類は少数ですが、こちらもインパクトは抜群ですしアルファベットと比べて意味の伝達度も格段に高くなります。上述の日本語ドメインと同じ理由で、SEO目的での取得はオススメしません。
- 【人名をドメインにする】
kimura.ai - 【院名をドメインにする】
suzuki-seikotsu.in - 【英文をドメインにする】
just.do.it
本来の意味と異なる用い方をするのがドメインハックです。.aiはアンギラという国のドメインですが「あい」と読めるので「愛」や「会い」と読ませられます。人工知能のAIをテーマにしたサイトに使うのもドメインハックですね。
.inはインドのドメインで、鈴木整骨院ならsuzuki-seikotsu.inとオシャレに出来ます。他にもホテルサイトにcheck.inや、会員制サイトにlog.inなど英語をそのまま当てはめる取り入れ方も出来ます。
.itはイタリアのドメインです。do.itというドメインを取得したら、サブドメインを利用してjust.do.itという英文をドメインに出来ます。Just Do Itは「ただやるのみだ」「とにかくやってみろ」などの意味があり、そのようなメッセージをテーマしたサイトには抽象的表現として面白い取り入れ方です。情報技術を意味するIT(Information Technology)関連サイトに取り入れるのも面白いですね。
ドメインハックとして使えるドメインは他にも数百種類があります。個性的なドメインにしたい場合は検討しましょう。ただしドメイン取得サービスによっては、本項で紹介したトップレベルドメインを取り扱っていません。確実に取り扱っているのは品揃え日本一のゴンベエドメインなので、レアドメインの取得ならゴンベエドメインがオススメです。
注意点
更新を忘れると誰かに奪われる
ドメイン管理に於いて避けるべき事は更新忘れです。なぜなら、更新を忘れるとドメインの保有権利が失効し、誰かに奪われてしまうからです。奪われたドメインの取り返しは困難なので絶対に忘れてはいけません。更新忘れの防止策として次の事を守りましょう。
- 更新期限をスケジュール帳に書いておく
- 更新のお知らせメールを見逃さない
- 初めから5年や10年など長期契約をしてしまう
何も対策をしないと更新忘れの可能性が高まります。決して楽観的に考えず、自分なりの更新忘れ防止策を講じましょう。ドメイン取得サービスによっては、更新期限が過ぎても猶予期間が設けられています。更新忘れに備えたサービスですが、猶予期間中の更新は本来の料金より割増になる可能性があります。更新を忘れて良い事は1つも無いので、更新忘れ防止を徹底しましょう。
ドメインとサーバーを繋ぐ設定はやや煩雑
ドメイン取得後はサーバー契約をしますが、まだやる事があります。ドメインとサーバーを繋げるネームサーバー設定(DNS設定)という作業です。これを終える事でホームページ運営の環境が整います。ネームサーバー設定の流れは次の通りです。
- サーバーの公式サイトにネームサーバー情報が載っているのでメモをする(主にプライマリーとセカンダリーの2つ)
- ドメイン取得サービスにネームサーバー設定画面があるので、上記1でメモした情報を入れる
- 基本的には数時間でドメインとサーバーが繋がる
慣れてしまえば簡単ですが、初めてやる方にとっては簡単ではありません。そこでオススメの方法があります。ドメインとサーバーを同じ会社で同時契約する事です。同じ会社なので簡単なクリック操作でネームサーバー設定が完了します。当サイトはドメインとサーバーをエックスサーバーで同時契約しました。エックスサーバーはサーバーとしての性能がとても良く、同時契約をする事でドメインが永久無料になるキャンペーンをやっていたので契約しました。現在でも引き続き開催してるかもしれません。同時契約なのでネームサーバー設定が簡単に済み、滞りなくホームページ運営を始められました。ネームサーバー設定に不安がある方は同時契約がオススメで、特にエックスサーバーがオススメです。
ドメインを取得せず借りるのはダメ?
ドメインを取得せず、ドメインを借りてホームページを運営する方法があります。例えばネットショップやブログなら次のようなドメインを借りて運営します。
- おちゃのこネット(ネットショップ)
ocnk.net - Amebaブログ
ameblo.jp - FC2ブログ
blog.fc2.com
Amebaブログなら https://ameblo.jp/abc-site/ というURLになりameblo.jpの下層を借りて運営します。赤文字の部分が自分のブログの最上位階層となり、希望の文字列に出来ます。ドメイン取得の手間が省けますし、有名なサイトのドメインパワーの恩恵により、開設初期からSEOで上位表示の可能性が高まります。しかし、このようにドメインを借りるのは長期的観点からオススメしません。理由は次の通りです。
- 使いたいプログラムが使えないなど、機能面で不都合が生じる
- 不都合が生じてから新規ドメインを取得しても、SEOは最初からやり直し
1は機能面の問題です。ドメインとサーバーを借りる事になるので、サーバーの機能が制約される可能性があります。具体的には「ディスク容量が足りない」「広告を載せられない」「データベースが使えない」など様々です。契約前にサービス内容を確かめて不満が無く、今後も不満が出ない事が濃厚ならアリでしょう。無料ブログならドメインとサーバーのどちらも無料なので、お金をかけずに運営が出来る利点はあります。
2は1に付随する問題なのですが「不満が出たからドメインを取得して、条件に合うサーバーへ変更しよう」となっても、SEOは最初からやり直しです。301リダイレクトというプログラミングを使って、SEOの評価を新規ドメインへ引き継ぐ方法はあります。しかし完全に引き継げる保証は無いですし、そもそも変更前のサーバー側で301リダイレクトが出来ない事も考えられます。無料ブログは基本的に301リダイレクトが出来ません。長期的観点から諸々を考えると、最初からドメイン取得+サーバー契約がオススメです。
結論
エックスサーバーでの同時契約がオススメ
ドメイン名はサイトテーマや社名をそのまま表すシンプルな文字列にするのが基本なので、そのように決めるのがオススメです。.comと.netが一般的ですが、信用を重視するならJPドメインにしましょう。個性を出したいなら新gTLDもアリです。
ドメイン名が決まったらドメインとサーバーの契約に移ります。この時にドメインとサーバーを繋ぐネームサーバー設定(DNS設定)がありますが、慣れていないとなかなか出来ません。初めてでも簡単にネームサーバー設定を終えるにはドメインとサーバーを同じ会社で統一すると良いです。そこでオススメなのがエックスサーバーでドメインとサーバーの同時契約です。簡単なクリック操作でネームサーバー設定が出来るので煩わしさがありません。サーバーとしての性能も充分なので「機能に不足がある」「表示速度が遅い」という事も無いでしょう。更にドメインが永久無料になるキャンペーンを開催している可能性があります。「ドメイン取得に関して何をすれば良いか分からない」という方はエックスサーバーでの同時契約でサクッと終えてしまいましょう。